「そういえば、実習で同じ班になった八重子ちゃんいたじゃん? あの子ね、ユタの事色々探ってるみたいだよ。 彼女いないのかー?って」 「あはは、豊君はもてるねえ」 「そういう話は後にしろよ、ったく」 豊が教科書を渡そうとして、はっと時計を見た。 「あ……やっぱ駄目だ」