「よく確認すれば気付いたかもしれないけどな。 ていうか、ここ飲食禁止だろ。 捨てて来いよ、それ」 豊は、咎めるように言った。 一方工は、 「へえへえ。豊君は真面目ですねえ」 と反省の色も無く、コーヒーを飲み干した。 「つまらない事で、司書に追い出されたくないだけだ。 学校の中で静かなのは、ここくらいだからな」