秀はご飯を茶碗によそい、朝食はキッチンでいいやと決め、 立ったままもごもご食べ始めた。 ベランダ側に面しているダイニング―― と言ってもベッドも置いてあるが――は、 うるさくて敵わない。 ただ、いる場所を移動する事は根本的な解決にはならなかったが、 それでも一時凌ぎにはなった。 今日は、さっさと食べて、 済ませてしまわなければならない仕事があるのだ。