光が指を差した方向に、人影があった。 驚いて身構えると、影はぐったりとした金髪の人物を肩に担いだまま、 昏倒したミツキを抱え上げ、むくりと立ち上がった。 かなり大柄な体格だった。 「誰だ!」 一樹が叫ぶと、彼はにっこりと微笑み、 のんびり「やあ」と答えた。