「……ねえ。いっちゃん、 もしかして俺のこと、死んだとか思ってる?」 振り向くと、体を壁に預けながら進む、光の姿があった。 「残念ながら生きてますよー、俺は」 だが、全身傷だらけで、歩くことすらままならない様子からして、 相当ダメージを食らっている事は確かだ。 光は一樹の元まで辿り着くと、ばったりとうつ伏せに倒れた。