不意に、ゾッとするほど冷たい声で晴喜が呟いた。 そして、彼女はそのまま目を閉じ、がっくりと項垂れた。 一樹の腕にその衝撃が響き、一樹が顔をしかめる。 ミツキに刺された傷は、思ったよりも深いようだった。 骨まで達しているのではないかと思うほど鈍く痛み、血が止まらない。