手が動かない。 ずしりと銃が重く、腕が取れてしまいそうな気さえした。 歯が、かちかちと鳴る。 怖い、怖い、怖い……。 このままでは一樹が死んでしまう。 だけど、もし一樹に当たってしまったら……? 晴喜は、ぎゅっと目を瞑った。 これを使ったら、取り返しの付かない事に……。