二人の刃が重なり、不快な金属音が響く。 何度も何度も、お互いに相手を狙っては紙一重で避けられ、 又はナイフで弾き返される、という事を繰り返し、 少しずつ二人は軽い切り傷を付け合った。 そして、とうとう一樹が腕を刺され、ナイフを取り落としたという時。 晴喜が、悪夢から目覚めた。