「……はあ?」 一樹が、困惑気味に声を出した。 だが、ミツキは続けた。 「『お前達』さえいなければ、俺達は解放されたんだ!」 ミツキは、声を荒げた。 「待て、どういう意味だそれは……!」 しかし一樹が尋ねても、ミツキの耳には入って行かないようだった。 ミツキは、再び一樹に向かって来た。 一樹は、咄嗟にホルダーに手を伸ばしたが、 そこでさっき銃を投げ捨ててしまった事を思い出し、 ただ避けるしかなかった。