しかし、ミツキはしっかりと受け身を取り、 素早く起き上がると同時に、乱暴に腕を振り解いた。 互いに、睨み合った。 二人とも初めて会ったはずなのに、奇妙なくらいに相手が憎らしかった。 ミツキの瞳の色は特に強く、激しい憎悪のような光を帯びてさえいた。 「……お前さえいなければ」