「お前の様子を見て、大体の事は分かった。 こちらが防衛措置を取る理由としては、充分だ」 「そうか、それなら仕方ない」 ミツキは、一樹と同じ形状の拳銃をホルダーから外した。 一樹は、構えた。 だが、 「晴喜から離れろ!」 ミツキが放ったのは弾丸ではなく、薄刃のナイフだった。 「――っ!?」