すると、血まみれの青年は一瞬、驚いたように目を見張り、 「俺の名前は、……『ミツキ』だ。姓は無い」 唸るように、言った。 今度は、一樹が驚く番だった。 おもむろに、ミツキが切り出した。 「お前、CPGって言ったよな……」 「それが何だ」 「晴喜を寄越せ。それさえ叶えば、俺達は撤退する」 「断る」 一樹は、ミツキに銃口を向けた。