そしてポケットに手を突っ込み、チョコレートを掴むと、 それをむぐむぐと口に頬張った。 喉の渇きは酷くなったが、気持ちは少し落ち着いてきた。 脳内麻薬のお陰だ。 「ふー……」 いっちゃん、今どこにいるんだろ……。 光は、急にとろとろと、眠気を感じた。 はっとなり、すぐに立ち上がる。 ……このままじゃ、まじでやべえ……。 光は気付けとして、 ばしん!と、自分の頬をはたいた。