爆発を凌いだ浴室でさえも、 ただパイプが通っていただけで、水の気配は無かった。 それに、もし仮に水道が通っているとしても、 何年もそこを動かなかった水だ。 そんなものを口にして、吐いたり下したりするくらいなら、 ここで死んだ方がましだった。 「あー、くっそ!重てえな畜生!」 光は踊り場まで下りると、リーナを床に転がし、 階段にどっかりと座り込んだ。