確かに何度も、自分を早く殺さないのか、と煽った。 だが、それはあくまでも時間稼ぎや隙を窺うためであり、 本当ならば絶対に避けたい事だった。 死んでは意味が無い。 そんな事をしたら、自分が生まれて来た意味など無いのだ。 絶対に生きて帰らなければならない。 光が始末出来ないのなら、せめてそれだけでも守らなければ……。 その時、突然天井の一部が、光に落下した。 「ぐがっ……!」 破片は、見事に光の脳天に直撃した。 光はそのまま、ばたりと倒れた。 チャンスだ! リーナは、光に背を向けた。