光は、刀を拾った。 一方リーナは、そんなわずかな隙でさえも、動けなくなっていた。 防弾チョッキは、一応着ている。 だが頭を狙われたらお終いだ。 それに、爆破した建物内を走れるほど無謀ではなかった。 「さあ、そろそろいっとこうか。 死ぬの別に怖くないんでしょ?」 光が、リーナに歩み寄った。 彼女は、うっと詰まった。