リーナは、そっとホルダーに手を伸ばした。 もう少しだ。 もう少しで、銃に手が届く。 そうすれば……上手くやれば、この馬鹿は即死だ。 しかし、手を伸ばした先に、期待していたものは無かった。 「探してんのはこれだろ?」 ひやりと冷たい汗が、彼女の背筋を伝った。 ちゃき……と、彼女の額には、黒い銃が当てられていた。 凍り付いたリーナを眺めながら、光はにやーっと笑った。