「ああね。 ……一か八かだったけど、風呂場ってやっぱ水道管通ってて、 他の部屋より頑丈なんだよね。 まあ、ギリギリだったし、それなりに怪我もしたんだけどさあ……」 光の腕から、血が滴り落ちた。 腕だけではなく、額も切っていた。 流れた血が目に入った所為で、左目が開けられない。 「……あなたも持ってたのね、あれ」 「ははっ。 まさかあのタイミングで、 そっちが先に手榴弾使ってくるとは思ってなかったけどね」 「そう。 ……とどめ、刺さないの?今なら簡単でしょ」