彼女の頭のすぐ横に、刀が突き刺さった。 ぱさりと広がった髪の毛が、その部分だけ断ち切られる。 「自己紹介が遅れたっけ。 ……俺は、須藤光。 君の言った通り、CPGだよ……リーナちゃん」 口調こそふざけてはいたものの、 声はどこまでも低く、淡々としていた。 「あんた、どうやってさっきの爆発から逃れたのよ…… 逃げ道なんて、無かったはずなのに」 動揺している彼女の様子に満足しているかのように、 光は意地悪な笑みを浮かべた。