『ねえ、いっちゃん。……それってまさか、もう?』 「分からない。……だが、どうとも言えない」 『どうすんの? 俺、今二階の風呂場っぽいところにいるんだけど』 「なら、俺はまだ一階にいるから、俺が行く。 そっちは頼んだぞ」 『了解』 光は、電源を切ってから大きく息を吐いた。 それにしても一体、ここは何だったんだろう。 孤児院だと言われていたはずだったのに……。