「一樹、光、こちら藤原。 応答願います。それから、音量の確認も」 『こちら一樹』 『こちら光だよ』 ほぼ同時に、二人の返事が入った。 「たった今、この建物の設計図が送られて来ました。 あなた方は、どの辺にいますか?」 『一階のロビーっぽいとこ』 光が答えた。 『これから、二手に分かれて晴喜を探す。 その方が、効率がいい』 次に、一樹の声が入った。