いーだ! 光は、歯を見せて小さな子供のようにそっぽを向いた。 何なんだこいつは。 そうこうしているうちに、車が停まった。 「近付き過ぎても危険なので、ここからは徒歩でお願いします」 藤原が振り返り、一樹と光を促した。 「……へいへい」 光は、キャンディーを噛み砕くと、ケースからいくつかの武器と、 日本刀を抜き出し、腰の専用のベルトに差した。 「あー、ポケットが飴で膨れていくらも入んねーや」 「飴出せ」