寮に入ってから、一樹が執行所を出たのは初めてだった。 しかし、それがまさかこんな理由になるとは思っていなかった。 これは、罰なのか。 一樹は、柄にもなくそんな事を考えていた。 仕事という、与えられた罰から逃げようとしたから… …こんな厄介な事になったのだろうか。