その時、 「どうだ、いっちゃん。俺だって、やる時はやるんだぜ」 「武器の行使は」 「何?」 「……駄目じゃなかったにしても、よくナイフなんか持ってたな」 「あれ、あいつの使ってたスプーンだよ。 まあ、金属なんて首筋じゃあ、ナイフもスプーンも区別つかないだろ」 「なら、いつスープに仕掛けしたんだ?」 「ハッタリに決まってんじゃん」 「そうか……」