「こ、殺さないで……くれ……」 「晴喜、どこにいんの?」 光が尋ねると、村田は口をぱくぱくと動かした。 光は聞き取れなかったので、舌打ちをして腕に力を込めた。 「もっかい。 ……それ言わなきゃ、このまま刺すよ」 光は、小さな子供が悪戯をするように、笑いながら言った。