そう思うと、行動は早かった。 彼は、それまで蒐集してきた美術品を全て処分し、新しい人形を探し始めた。 もう、過去に集めたもの達は、彼にとって価値の無いものだった。 雛人形や、フィギアのようなものは到底駄目だった。 ビスクドール……あるいは、粘土人形でもいい。 ある程度の大きさと、きちんと動く関節が必要だった。 それは、球体関節人形そのものだった。