「……いいんですか、そこまで甘く言って」 「いい加減、こっちも切羽詰まっているからな。 多少の失敗は大目に見よう」 進藤はそれだけ言うと、一樹に部屋の鍵を渡した。 「なるべく、手短に済ませろ。 あと、発狂されたら情報もパーになるから、それだけは気を付けろ」 「はい」 「どうかな……」 律儀に頷いた一樹の横で、光が呟いた。 「何せ、久し振りだもんなー……」