ヴゥウウウン……! (……外れた!) 早速、晴喜は釘を鍵穴にあててみた。 しかし釘よりも、穴の方が微妙に小さかった。 錆びが浮いていた分、釘が太くなっていたのだ。 「ちっ……」 晴喜は、次の手段を考えた。 この手錠が開かないのなら……鎖を、切ってしまえばいい。 鎖が付いているから、自由に動けないのだ。 そう思うと、行動は早かった。