だが、晴喜はそこで思考を止めた。 ……これ以上考えちゃ、いけない。 それから何度か深呼吸をして、ランプの明かりは無視することにした。 (ドア……開いていれば!) 晴喜は、出口に駆け寄ろうとしたが、鎖の長さが足りず、 ドアに近寄ることすら出来なかった。 腕に繋がれた鎖が、ぴんと張った。 その鎖の先を目で追うと、窓の鉄格子と繋がっている。