それは、自分が罪を犯した時に、反省も更生もしなくて、 出来ないだろうと判断されたからで… …だけどそんなのは、後から他人に教えられた事だ。 本当は、自分は何をしたのか……すべての答えは記憶の中にあるのに、 怖くてその鍵を開けられない。 本能が、拒否している。 晴喜は、終わらない問答の果てに、いつしか気を失ってしまった。