鮮明に覚えている事……覚えのない無意識の世界と… …たった今の出来事、一週間前の出来事……それらがランダムに現われては消える。 そして、その中心で、今まで消えかけていた『何か』が、蘇りそうになる……。 ――いけないっ! 「うっ……あああああ!」 晴喜は、抵抗するように強く叫んだ。 嫌、嫌……何も思い出したくないっ……怖い… …絶対に、思い出しちゃいけない……! 晴喜は、目の前の映像が落ち着くまで、それを繰り返した。