「あんたは……何がしたいの」 晴喜は、立ち上がった。 あれからどれだけ時間が経っているのか、少しふら付いた。 足元を見ると、履いているのは執行の時のブーツではなく、底の厚いパンプスだった。 黒い大きなリボンが付いた、編み上げの靴……。 バランスが取りにくくて仕方が無かった。 「……私に、何をする気?」