「晴喜……何か、欲しいものはないかい?何でも用意するよ」 村田は、そっと晴喜の肩を抱いた。 晴喜の背中に怖気が走る。 彼女は、村田の腕を振り払った。 その時に、手錠の鎖が当たり、彼の眼鏡ががしゃりと落ちた。 だが、村田は無言で拾った眼鏡をかけ直し、肩をすくめた。