一樹が、前向きな協力姿勢を示した。 知らせを聞いた、光も同様だった。 それを伝えられた樋口は、自棄になって、食堂でビール缶を開けていた。 「……電気が点いてるから何かと思えば。 勝手に鍵開けたのね」 肩にショールをかけた吉野が、煙草を咥えていた樋口の元まで歩み寄った。 樋口は彼女を一瞥すると、一旦煙草を口から離し、ビールを呷った。