「今日……か」 スクールを卒業して以来、ずっと過ごして来たこの寮を、やっと出て行ける。 最後の最後に一樹が立てた計画は、とても無謀だった。だけど、やるしかない。 これを逃したら、チャンスは無いからだ。 「行きたいような……行きたくないような……」 だけどきっと、このまま寮にいても何も世界は変わらない。