うるさい、うるさい、消えて無くなれ……! 一樹は、耳を塞いだ。 ……また、砂嵐の音がする。 何もかも、カラカラに乾いて砕けた世界の音。 自分の中で響く、激しい恐怖の音。 ――何かが、頭の中でぱきぃん、と弾ける。