しかし、三人の計画は、思いもよらない事態から揺れ始めた。 「護衛……ですか」 進藤に呼び出された一樹と光は、胸を抉られるような気持ちで、言葉を繰り返した。 「ああ、そうだ。先日、死刑執行に対する脅迫文が届いた。 だから念の為に、今度視察にいらっしゃる宇田川氏の護衛を、お前と光に命ずる。 異存は無いな?」