そんな時、 「あら珍しい。何の用?」 掃除機を引きずった吉野が、ドアを開けた。 「調べ物ー……」 「掃除機かけていい?」 「どうぞどうぞ。……煙草くれたらね」 「あと一年待ちなさい。あんらにはまだ飴がお似合いよ」 「ちっ」