一樹が立てた計画は、まさに晴喜が望んでいた事だった。 『みんなで逃げよう。執行所を出て、いつか……全部潰す。 こんな制度、壊してやる』 『いいか。この計画には、なるべく高額の資金が必要だ。 今後の生活費になるからな。 だからこれからは喧嘩せずに、お互い助け合うんだ。 さもないと、失敗する』