「だけどなぁ……何だってそんな急に……」 「うっさいわね。気が変わったって言ったでしょ。 出来るの、出来ないの、どっち?」 「分かった、やってやるよ……希望落札価格は?」 「特に決めてないけど、なるべく高額で。 頼んだわよ……」 晴喜が応接室を出て行った後残ったのは、大量の人形と途方に暮れる樋口だった。