そこへ、 「邪魔よ」 一抱えもある柩のような箱を抱いた晴喜が、通りかかった。 その隙に一樹が逃げると、秀の興味はもう晴喜に向いていた。 「おや、晴喜じゃないか。こんな所で何やってるんだ?」 秀はわざとからかうように言った。 途端に、晴喜がむっとする。