カラカラライフリズム

月日が流れるに従い、
晴喜の部屋は新しい人形で少しずつ埋められていった。


元々あまり広くない室内は雑然とし始め、
どこにいても人形に見つめられるようになり、
それがベッドの上でさえ人形置き場と化しているのを見ると、
樋口もさすがにここには置き切れないと判断した。

余談だが、人形達にベッドを与えていた期間、
ずっと晴喜は平気で床で眠っていた。

人形の大部分は、丁寧に一体一体アルミケースに移され、
執行所の一室に保管の許可を取った。


だが人形を移す時、樋口一人では到底無理だったため、
(元より晴喜に手伝う意志は無い)
適当に何人かの知り合いを助っ人として呼んだのだが、




それが問題だった。