「そのスポンサーとやらは、 それを知っててわざわざ幸枝を俺に嗾けたって事か? だってそうだろ? ……幸枝が情報部にハッキングして確認したのが、 俺の情報だとしたら…」 「…そうかもしれねぇな。 とりあえず、あの子は騙されてたって事だ。 ……少なくとも、昔のお前と彼女の接点は無かったらしい」 「………」 一樹は、唇を噛んだ。 「やめとけ、紫色になっちまうぞ。 ……それより、調書読むか?」