カラカラライフリズム


彼は普段とは比べ物にならないくらい、感情的になっていたが、

それでも多少は落ち着きを取り戻していた。

「本物の岡田綾人は、去年殉職してたよ。

……確かに、そいつとお前はちょっと面影が似てたかもな。

ぱっと見で、見分けが付かねえくらいに。後は、背後にそう吹き込まれたのかもな。

まあ、詳しい事は目下捜査中だ」


「じゃあ、あいつは……

…幸枝は、もうこの世にいない人間を憎んで…」


「…だな。CPGの殉職は、

普通の警官なんかと違って公にはされねぇからな」


「どうにも、やりきれねえな。
ん、だけどそれって…」

「何だ?」