お姫様のガーディアン

「お后は初めての王女の外交に粗相があってはならないとガードを厳選された」

「厳選するならガード専門の奴にしろ」

「もちろん、ガードにも目を通した」

「何故、私に……」

 その問いかけに、男はしばらく考えるような仕草をしたあと、

「正直、我が国は狙われる要素などほぼ0%だ」

「!」

「極小で地図にも載っているかどうかすら解らない。専門的な知識より……」

「見た目重視と言いたいのか」

 頷いた男に頭を抱える。そんな彼に男は続けた。