お姫様のガーディアン

「えぇ!?」

 なんで足に手錠が!?

 青年の両足にしっかりと手錠がかけられていた。

「ちょっ……え、ええぇ~?」

 さっさと歩いていくベリルと足を交互に見つめて右往左往する。

「いやはや……あの“お姫様”には、ガードなんて必要ないね~」

「当然でしょ~。お姫様“が”ガーディアンさ」

 あわてふためくレオン皇子を呆れて眺めながら、ぼそりと冗談交じりにつぶやくアキトにダグラスが笑って応えた。


END


※作中に出てくるホテルの名称などは、作品の中だけのものでございます。
 実在のホテルとは異なります。