そこは、お屋敷の中のシーンなのだろう。 セットがすごい。 「「「結城くぅ~んっ!」」」 結城くんのファンが押し掛けている。 ドラマ関係者の人がそれを必死に抑えている。 …大変そう。 前のあたしは、あのファンの人たち側だったんだよね。 まさかこっち側に入れると思わなかったし…。 それに…あの頃は、結城くんの隣りにいれるなんて思いもしなかった…。 「さて、始めようか。」 監督らしき人がそう言うと、結城くんはスイッチが入ったかのように”俳優の爽やか結城くん”になっていた。