「………てかさ、葉月あんた本当にいいの?」 姉ちゃんはたばこに火をつけながらそう呟く。 「…何が?」 「彼氏。」 姉ちゃんの言葉に肩がピクリと動く。 「……何よ…そっちがアメリカに行けっつったんじゃん。」 「そりゃそうだけどさぁ…」