「葉月~、いつまで寝てるわけっ!!」








ドカっ






「痛っ……!!」









あたしが起きたのは、姉ちゃんの拳でだった。












「今日、出発でしょっ。」











「あっ…う、うん…。」








あたしは目をこすりながら体を起こした。