妄想娘と店長さん




そして私は渉くんの車に乗り込んだ


正確には無理矢理だけど…



二人っきりになった瞬間緊張…
渉くんも何も喋らないし…



「えっと…久しぶりっ…」



『それ何回目…?』



渉くんは、ハハハって笑った



「笑った…」



『は?なんで泣きそうなの!?』



「だって…渉くん、さっきから怒ってるて思ったから…よかった…」



『だって、会いたくないって言ってたからさ、ちょっと意地悪してやろーかと…まぁ違うってのは分かってたんだけど…』